乗せたいものに合わせて好きな高さで作れる「スライドラック」の作り方を解説します。
スライド式なので楽々物が取り出せる!
また、カタログをpdfでダウンロード出来るので、プリントアウトして作りながら手元で見たい方にもピッタリ!
完成サイズ : 約高さ898×幅630×奥行400mm
必要な材料
- パイン集成材 1820×400×18mm…1枚
- パイン集成材 600×400×18mm…1枚
- スライドレール36mm細幅3段引き WS3640 400mm…1袋(左右1セット)
- 棚板支柱 1800mm…2本
- スリムビス 3.3×25mm…11本
- コーススレッド 3.8×32mm…24本
今回は棚板支柱(ラック支柱)を使うことによって棚板の取り付けが簡単になっております。
![棚板支柱](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/7816/1534/2117/slide_rack_19.jpg)
〜棚板支柱とは〜
あらかじめ棚板を差し込むための「くぼみ」ができているため、初心者でも簡単に取り付けることができます。
また、ビスを打ち込む用の「下穴」もすでに開けられているので、時間短縮にもなります!
◆ 切り出し寸法
パイン集成材と棚板支柱はそれぞれ以下のサイズにカットしておきましょう。
![使用材料](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/7916/1493/1202/slide_rack_01.jpg)
![棚板支柱のカット方法](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/6216/1493/1381/slide_rack_02.jpg)
〜棚板支柱のカット方法〜
1800mmの棚板支柱2本を、両端から898mm測り、内側を切ってください。切り落とした側を「上」、切っていない両端を「下」とします。
※紙やすりは塗装前に表面を整える場合は「#400」程度のものを、角を削るなど木材を加工した面を整える際は「#240」くらいを準備しましょう。
※端材…不要な木材です。
ホームセンターバローでは「木材カット」などサービスがございますのでご利用ください。
◆ 切り出した木材の使用箇所
- 棚板部…パイン集成材を600×400mmにカットした板を3枚
- スライド棚板部…パイン集成材を555×376mmにカットした板を1枚
- 取っ手部…パイン集成材を555×21mmにカットした板を1枚
- 支柱部…棚板支柱を898mmにカットした板を4本
使用する道具
![電動ドライバー](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/8316/1518/1594/slide_rack_03.jpg)
- 電動ドライバー
- のこぎり
- 定規
ホームセンターバローでは「レンタル工具」などサービスがございますのでご利用ください。
穴を開けることが出来て、ネジも締める事ができるドライバドリルが1台あると便利!
スライドラックの作り方
組み立ては基本「電動ドライバー」を使用しています。今回はあらかじめ下穴があいた支柱を使用しているため、ドリルなどで下穴を開ける必要はありません。
◆ 棚板取り付け 一段目 ◆
![一番下の棚板](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/5416/1493/9954/slide_rack_04.jpg)
まず一番下の棚板から固定していきます。
![窪みに棚板を挟む](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/4616/1494/0248/slide_rack_05.jpg)
棚板支柱の一段目のくぼみに、600×400mmの板を挟みます。
最初は支柱を倒した状態で取り付けるとやり易いです。
![固定する](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/2716/1494/0316/slide_rack_06.jpg)
固定します。
あらかじめ下穴があいた支柱を使用しているため、そのまま留めてOKです。(コーススレッド2本使用)
1本目が終わったら、残り3本の支柱も同様に取り付けます。
棚板の側面と支柱の側面をぴったり合わせてつけましょう。(支柱1本あたりコーススレッド2本使用×3箇所)
◆ 棚板取り付け 二段目 ◆
![二段目の棚板を取り付ける](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/6416/1494/0343/slide_rack_07.jpg)
一段目から数えて四段目(※)のくぼみに600×400mmの棚板を取り付けます。(コーススレッド8本使用)
※乗せたいものに合わせて「棚段は変更可能」です!二段目の高さはあくまで参考段数ですので、スライド棚板に乗せたい物が入らない場合は棚の高さを低くするなどして調整してみてください。
※今回使用しているレールは「耐荷重25kgまで」です。それ以上重いものを乗せますと、
棚や置いたものの破損の原因となる場合がございます。
◆ 棚板取り付け 三段目 ◆
![三段目を取り付ける](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/2816/1494/0482/slide_rack_08.jpg)
三段目は一番上の段に取り付けます。(コーススレッド8本使用)
◆ レールの取り付け ◆
![レールを取りつける](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/4716/1494/0520/slide_rack_09.jpg)
レールを取り付けます。
まず、取り付け位置を決めます。今回は真ん中の棚板にスライド棚板を取り付けます。
![レールを伸ばし切る](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/2116/1494/0554/slide_rack_10.jpg)
取り付け位置を決めたら、内側にあるレールを伸ばし切っておきます。
![ビス留めする](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/7916/1494/0678/slide_rack_11.jpg)
支柱との接地面にビス穴があいてるので、その穴に対してビス留めをします。(手前側、奥側の2本の支柱ともに)
反対側にも同様にレールを取り付けます。(ビス4本使用)
◆ スライド棚板を取り付ける ◆
![スライド棚板](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/1216/1494/0749/slide_rack_12.jpg)
555×376mmのスライド棚板にもレールをつけます。
![内側のレールを引っこ抜く](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/9916/1494/0806/slide_rack_13.jpg)
まず、先ほどつけたレールの内側を外します。
![ビス留めする](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/7316/1494/0846/slide_rack_14.jpg)
外したレールとスライド棚板の側面をぴったり合わせ、ビスを打ちます。
※差し込み口が少し飛び出す仕上がりになります。
反対側も同様に固定します。(ビス4本使用)
![スライド棚板を取り付ける](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/4416/1494/0893/slide_rack_15.jpg)
完成したスライド棚板をレールに差し込みます。
◆ 取手の取り付け ◆
![取手を取り付ける](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/2316/1494/1012/slide_rack_16.jpg)
スライド棚板に取手を取り付けます。
![ビス留めする](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/6616/1494/1046/slide_rack_17.jpg)
スライド棚板を引き出し、手前側に555×21mmの板を取り付けます。
裏側からビス3本を使って均等に留めます。
![完成](https://hcvalor-navi.com/application/files/thumbnails/small/3516/1494/1121/slide_rack_18.jpg)
バリやささくれなどでけがをしないように、紙やすりで気になる部分を整えたら完成です。お疲れ様でした!
以上、「スライドラックの作り方」でした。
↓パンフレットのPDFダウンロードはこちら
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