完成図

今回作るのはミニチュアドアです。
お庭のオブジェとして置いてもオシャレですし、ペットと一緒撮影するのも人気のアイテムです!

手順

作り方は主に3段階!
①扉の内側を組み立て、
②扉の枠を取り付け
③最後にドアの外枠を組み立てます。

動画で見たい方はこちら

必要な材料

材料
扉側の材料

扉の格子部分は1×1材、下半分の鏡板(かがみいた)は1×4材を使用します。
※1×4材の89mmは、3枚中一枚を42mmにカットします。

格子・鏡板と外枠を接合する框(かまち)と外枠はヒノキ材を使用しています。
ちなみに以下の箇所が鏡板と框です。

框と鏡板
外枠の材料

ドアの外枠に使用した木材です。
屋根と左右の枠は赤松材を使用しています。
底は1×4材を使用。鏡板と同じ素材から切り出していますが、こちらも1×4材の89mmを42mmにカットし使用しています。
二本の土台は赤松材です。屋根と同じ素材から切り出しています。

ビスの材料

【ビス】
・40mm…4本
・55mm…15本
・50mm…4本

【その他】
・塗料(お好きなもので)
・蝶番…2個(+セットの小ねじ)
・ドアノブ…2個
・全ネジ M4…1個
・ミニステー…1個+小ねじ2.2×13mm…1本

資材館の木材

ホームセンターバローでは大小様々な資材を取り扱っています

今回は資材館に売っている長めの木材を木材カットサービスでカットして使用しています

またレンタルトラックサービスやレンタル工具など様々なサービスを用意しています

店舗によってサービスが異なりますがぜひご利用ください

ホームセンターバローサービスQ&Aページ

事前準備

斜めにカット

事前準備として、屋根用の赤松材(30×40mm)の30mmの面を斜めにカットします。

注意点

【POINT】
斜めにカットする際、390mmより短くならないよう注意が必要です!

いずれもレンタル工具サービスでレンタルできるジグソーでカットしています。
※斜めカットは木材カットサービスでも可能ですが、別途料金が必要です。

印をつける

ドアノブ用の穴もあらかじめ空けておきます。
扉の枠用のヒノキ材(45×21mm)45mm面の、端から250mmの箇所に印をつけます。

穴をあける

印の真ん中あたりで貫通するように穴を開けます。

今回はレンタル工具のドリルドライバーを使用しました。
※ビットはレンタルはしていないため、ドアノブ取付用穴は4㎜ビットを、その他・下穴用は3㎜ビットを別途お買い求めください。

事前準備完了

加工後の木材がこちら
これで事前準備が完了です!


塗装

塗料

組み立て前に木材を塗装します。
使用した塗料はマットペイントのバニラホワイトとレトロピンクです。
どちらも一回塗っただけでしっかり色がつくのが特徴です。

またドアノブにはアイアンペイントのライトゴールドを使用。
木材なのに金属的な質感が楽しめる面白い塗料です。

塗装後

こちらが全て塗装した後の木材です。
一回塗っただけですがそれぞれの色がはっきり着いています。


組み立て(扉の内側)

鏡板と格子

まずは鏡板格子の部分を作ります。

木材

まずは鏡板を組み合わせます。
短い鏡板の真ん中(端から100mmの部分)に印をつけ、ビス用の穴を開けます。

ビスを半分ほど打ち込む

そこに55mmのビスを半分ほど打ち込んでおきます。

ボンドをつける

長い方の鏡板の側面にボンドを付けます。

ビスで固定

ビスを半分打ち込んでいる鏡板とボンドを塗った鏡板をくっつけ合わせ、ビスの残り半分を打ち込み固定します。

ボンドで固定

もう一つの長い鏡板も今組み立てたものと固定します。
こちらはビスを打ち込むスペースがないためボンドのみで固定します。

框

鏡板のボンドが乾いたら框と組み合わせます。
まず框の側面の外から左右50mmの部分に印をつけ、ビス取付用の穴を開けます。

ビスを半分ほど打ち込む

穴に55mmのビスを半分ほど打ち込んでおきます。

鏡板と組みわせる

鏡板と組みわせ、残り半分のビスを打ち込みます。

鏡板完成

これで鏡板部分が完成です!

格子に印

格子部分も組み立てます。
長い方の格子の木材の真ん中(端から110mm部分)に印をつけ、線を引きます。

左右に線引き

そこから左右10mm部分にさらに線を引きます。
反対面にも同様に線を引いておきます。

ボンドで固定

線を引いた箇所にボンドを塗り、線に合わせて短い方の格子用木材2つをくっつけます。

穴をあける

格子のボンドが乾いたら框と組み合わせます。
框の側面の真ん中(端から110mmの部分)に印をつけ、ビス取付用の穴を開けます。

55mmビスも半分打ち込んでおきます。

ビスを取り付ける

框と格子を組み合わせ、残り半分のビスを打ち込み固定します。

格子部分完成

これで格子部分も完成です!


組み立て(内扉の枠)

内扉

最後に枠と格子・鏡板を組み合わせます。

穴をあける

枠の側面(21mmの面)のそれぞれの場所の中心に印をつけ、ビス取付用の穴を開けます。
(上から20mm・上から260mm、下から20mm・140mm)

一緒に55mmのビスを半分ほど打ち込んでおきましょう。

ビスを打ち込む

框を取り付けた鏡板部分を下、框を取り付けた格子部分を上におきます。
枠も上下間違わないようにセットし、ビスを打ち込んでいきます。

ビスを打ち込む

真ん中の格子(まだ穴を開けていない)部分には、格子の場所合わせて穴をあけ、改めて55mmのビスを打ち込みます。

内扉完成

これで内扉完成です!


組み立て(外枠)

外枠の組み立て

最後に外枠の組み立てです。

蝶番の取り付け

扉と外枠は蝶番で組み合わせます。
ドアノブ用に空けた穴がある枠と逆側に取り付けるように気をつけましょう。

蝶番の取り付け

蝶番は、扉の上下それぞれからある程度離れた位置の端に取り付けます。

テープで仮止め

蝶番の位置を決めたら、位置がずれないようにテープで仮止めしておきます。

ビスを打ち込む

そこに付属のビスを取り付けます。
※蝶番はプラス1のビットで取り付けています

テープを剥がす

ビスを取り付けたら固定していたテープは取り除きます。

一本の外枠を扉の下に敷いておく

ここからの作業はもう一本の外枠を扉の下に敷いておくとやり易いです。

外枠と取り付け

蝶番を外枠用の赤松材30mmの面に蝶番を取り付けます。

隙間をあける

扉の開閉がスムーズに出来るよう、上下に少し隙間を空けて蝶番を取り付けます。

ビスを打ち込む

位置を決めたらテープで固定し、ビス用の穴を開け付属のビスを取り付けます。
※合間に開閉動作を確認しながら取り付けましょう。
こちらもビスの取り付けが終わったら仮止めのテープは剥がします。

底板

続けて底板もビス用の穴を開けます。
平なら面の左右20mmの部分に印をつけ、ビス用の穴を開けておきます。

屋根

同時に屋根にもビス用の穴を開けておきます。
斜めに切り落としていない面の左右35mmの部分に印をつけ、ビス用の穴を開けます。

ドア開閉動作確認

まずは底と外枠と組み合わせます。
開閉動作を確認しつつ位置決めしていきましょう。

底面に余裕を持たせる

今回は扉が開く(蝶番のある)面に、底面の余裕ができるよう取り付けます。

ビスを打ち込む

40mmビスを打ち込みます。

屋根もビス止め

屋根も同様に40mmビスで取り付けます。

ミニステーの取り付け

続けて、扉が反対側に開かないようするために扉の裏面(蝶番の)逆面にミニステーを取り付けます。

ビスで固定

テープで固定し、穴を開けてビスを1個取り付けます。
ビスを取り付けたらテープは剥がしましょう。
※ミニステーはプラス1のビットで取り付けています。

終わったらストッパーとして動作するかきちんとチェックしましょう。

印をつける

最後に土台を取り付けます。
土台の赤松材40mm面の端から130mmの箇所に線を引きます。

150mmの箇所に線を引く

木材をひっくり返し、今度は端から150mmの箇所に線を引きます。

印をつける

大体の位置に2個所、目印を付け、ビス用の穴を開けます。
50mmビスも半分ほど打ち込んでおきましょう。

線に合わせる

土台を扉本体の底に取り付けます。
先ほどつけた130mmの線に合わせます。

ビスを打ち込む

線に合わせたら残り半分のビスを本体底に打ち込みます。

ドアノブに全ネジを取り付ける

最後にドアノブを扉に取り付けます。
まずドアノブに全ネジを取り付けます。

扉にドアノブをつける

あらかじめ空けておいた扉の穴に差し込み、反対側のドアノブも取り付けたら…

完成

完成です!!

ちゃんとドアは開閉させることが出来ます。
お庭の装飾にピッタリのドアです。
ペットと一緒に撮影するとかなり良い感じの写真が撮れそうですね。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!


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