複数作って縦に重ねて使える「下駄箱」の作り方を解説します。
また、カタログをpdfでダウンロード出来るので、プリントアウトして作りながら手元で見たい方にもピッタリ!
完成サイズ : 約高さ238×幅300×奥行348mm
このページの内容
●必要な材料
・切り出し寸法
・切り出した木材の使用箇所
●使用する工具
●下駄箱の作り方
●パンフレットダウンロード
必要な材料
- コンパネ…1本
- 2×4 3F…1本
- カラー丁番シルバー32(2枚入り)…1袋
- スリムビス35×2.5mm…26本
◆ 切り出し寸法
コンパネと2×4材はそれぞれ以下のサイズにカットしておきましょう。
※【コンパネの切り出し寸法について】
今回棚板ではコンパネを使用しておりますが、12mm厚の板であれば同じものが作れます。
ホームセンターバローのカット合板コーナーで販売中の「900×900サイズの合板」であれば、端材をあまり出さず切り出すことが可能です。
※紙やすりは塗装前に表面を整える場合は「#400」程度のものを、角を削るなど木材を加工した面を整える際は「#240」くらいを準備しましょう。
※端材…不要な木材です。
ホームセンターバローでは「木材カット」などサービスがございますのでご利用ください。
◆ 切り出した木材の使用箇所
- 天板、底板部…コンパネで300×336mmにカットした板を2本
- 側面部…コンパネで176×336mmにカットした板を2本
- 前後フタ部…コンパネで200×300mmにカットした板を2本
- 脚部…2×4材で50mmにカットした板を4本
- 取手部…2×4材で20mmにカットした板を1本
使用する道具
- 電動ドライバー
- クランプ
- 定規
- 木工用ドリル2.5mm
- +1ビット(丁番用)
- セロハンテープ
ホームセンターバローでは「レンタル工具」などサービスがございますのでご利用ください。
穴を開けることが出来て、ネジも締める事ができるドライバドリルが1台あると便利!
下駄箱の作り方
組み立ては基本「電動ドライバー」を使用し「木工用ドリルの2.5mm」を使用し穴を開け、スリムビスで固定しています。丁番(蝶番)をつける時のみ+1ビットを使用します。
◆ 底板と側板を取り付ける
336×300mmの底板と336×176mmの側板をビス留めします。
底板を下にして置いたときに、両側板が底板の上に来るようにしましょう。
(スリムビス6本使用)
クランプで側板を固定すると施工しやすいです。
必ず下穴をあけてからビス留めするようにしましょう。
◆ 脚の取り付け
次に、カットした2×4材を使って脚部分を取り付けます。
合体させた天板と側板を裏返し、50mmの2×4材を4つ並べます。
すべて側面から2cmずつあけておいてください。
その後セロハンテープで仮留めをします。
そのままひっくり返し、脚を下にして置き、上からビス留めしていきます。(スリムビス2本×箇所使用)
脚部分が4箇所とも固定できたらセロハンテープを外します。
◆ 天板を取り付ける
天板部分を取り付けます。
両側板の上に乗せるように天板を置き、ビス留めします。
(スリムビス6本使用)
◆ 後ろ蓋を取り付ける
靴箱を縦に置き、300×200mmのコンパネ(後ろ側の蓋)を取り付けます。
(スリムビス6本使用)
◆ 取手を取り付け
300×200mmのコンパネに20mmの2×4を取り付け、下駄箱の扉部分を作ります。
取手をつける部分に印をつけます。
縦100mm、横150mmの位置で印を打ちます。
印を打ったら(画像の赤印部分あたり)、そこを中心に20mmの2×4材を置き、セロハンテープで固定し、ひっくり返して裏側からビスを2本打ちます。
◆ 丁番を取り付ける
下駄箱を開け閉めできるように、取手付きの蓋と箱を蝶番で固定します。
外側から20mmのところに丁番を合わせます。
丁番が曲がる位置に板の合わせ目が来るようにしましょう。
丁番に付属しているビスで固定します。
ビス頭が小さいため、ドライバーの先端を+1に交換してください。(※)
または精密ドライバーなどの細いドライバーで手回します。
※丁番に付属しているビスの頭が非常に小さいため、一般的な+2ビットでは大きすぎて空回りしてしまう恐れがあるためです。 空回りしすぎると、ネジ山がつぶれてしまいネジを回せなくなることがあります。
1つ付けたら、同様に反対側にもつけて完了です。◆ 完成!!
蓋を開けたイメージ
蓋を閉じたイメージ
重ねて使うこともできます!
以上、「下駄箱の作り方」でした。
↓パンフレットのPDFダウンロードはこちら
△DIY最新記事△
ご不明点はお気軽に店舗にて店員までおたずね下さい。