STAND BAR(スタンドバー)を使用し、ギターの収納「壁掛けギタースタンド」を作りました。

ディアウォールなど突っ張りタイプのDIYでは出来ない「浮かせる収納」「見せる収納」が簡単に実現できる上に、画びょうが刺さる壁ならビスに打ち込むことなく設置できます。

壁掛けギターは憧れだけど、賃貸なんで壁に穴は開けられない…という方、ぜひごらん下さい。

完成サイズ : (約)幅89×奥行185×高さ910mm(スタンド込み、ギターなしのサイズ)

※一例です。設置したい箇所のサイズに合わせて作成しましょう。

動画で見たい方はこちら

細かい手順は、ぜひ動画でご確認ください。

そもそもSTAND BARって何?

standbar

1×4材で柱を立てる新しい壁面DIY、とメーカーサイトでは紹介されています。

特徴は石膏ボードの壁(画びょうが刺さる壁)に壁面収納が簡単に作れる!という話題のDIYキットです。

石膏ボードの壁に設置でき、原状回復も出来るので賃貸でもOK!ということなので商品を試してみました。

画びょうが刺さるかどうかためそうね

設置したい箇所が画びょうが刺さる壁かどうかはあらかじめ試しておきましょう。

必要な材料・道具

使用した材料・道具
  • スタンドバー6または4 (中身のパーツは3つのみ使用)
  • 壁掛けギタースタンド
  • 2mコンベックス(メジャーや定規でも可)
  • 電動ドライバー

主役のスタンドバーは、6個入りと4個入りのものがありますが、今回必要な数は3個なのでどちらを購入しても構いません。2つ作りたい方は6個入りのSTAND BAR6が良いでしょう。

計測には2mコンベックスを使用しましたが、今回の内容なら30cmの定規などでもOKです。

※ビスで打ち込むタイプの壁掛けギタースタンドは、バローでは取り扱いがございません。事前に楽器店または通販などでご用意ください。

◆ 木材

使用した材料
  • SPF材 1×4材 3フィート(19×89×910mm)…1本
  • オールドウッドワックス「スモークグレー」「アンティークグレー」
  • 布(ぞうきん)
  • 軍手
  • やすり(120番)
  • 新聞紙

SPF材の1×4の3Fは、設置場所によって少しカットしてもOKです。

色を重ね塗りしてみたく、オールドワックスは2色準備しました。1色でも問題ないです。

布・軍手・やすりは塗料を塗るため使用しました。ご自宅で作業されるのであれば新聞紙など、汚れても良い下に敷く物があると作業スペースが確保しやすくなります。

今回は1×4材の3フィートをそのまま使用しました。もしカットする場合は木材カットサービスであらかじめカットして置いた方が良いでしょう。サービスが利用出来るかどうかはお近くのホームセンターバローまでお問い合わせ下さい。

DIY工房

また、ホームセンターバローの大型店の中には「DIY工房」が併設されたお店もあります。DIY工房では備え付けの電動工具・手工具を使うことができ、作業スペースで塗装など行うことも出来ます。お近くのホームセンターバローにある場合はぜひご利用ください。

ホームセンターバローサービスQ&Aページ


今回の作戦

今回の作業

SPF材の1×4の3Fを1本使用します。設置場所によって少しカットしてもOKです。

壁にスタンドバーを3つ打ち付け、1×4材を設置します。

最後に市販の壁掛けギタースタンドを1×4材に打ちつければ完成。

という、とてもお手軽なDIYです。


壁掛けギタースタンドの作り方

◆ 木材の塗装

やすりがけ

まずは木材の塗装からスタートですが、その前にヤスリがけからはじめます。
今回は120番のやすりでSPF材の表面がザラザラしている所や、木材カットでザラザラしてる断面などしっかりヤスリをかけて滑らかにしました。削りカスが結構出たので新聞紙は一度取り替えています。

オールドウッドワックス

ここから木材の塗装に入ります。
使用した塗料はオールドウッドワックスです。

この塗料のオススメポイントは

  • 油性なのに嫌な匂いが殆ど出ない
  • 乾燥が早い
  • アンティークの素敵な色が11種類も

ご家庭でのDIYにピッタリの塗料ではないでしょうか。色も全部で11種類と豊富なラインナップです。

今回は贅沢にも「スモークグレー」と「アンティークグレー」の2色を重ね塗りしてみますが、1色でも全然良い色ですし素材の色を生かした塗装なしでも構いません。

布で塗っていきます

塗料を塗っていきますが、雑巾などの布に少しだけ塗料をつけて塗り広げていきます。最初に「アンティークグレー」を塗りました。

塗料を付けすぎて厚塗りにならないよう気をつけましょう。
オールドウッドワックスの場合、乾燥時間はわずか10分程度です。

布で拭き取ります

仕上げに乾燥した布で磨いてツヤを出します。また、塗りムラがあるとうまく乾燥できずにベタベタしている箇所もありますが、そういった箇所がなくなるようしっかり磨き上げます。

いい色ですね

その上からさらに「スモークグレー」を重ね塗りします。
変化は分かるか分からないくらいかの趣味の世界になりますが…

重ね塗りアリとナシ

上が重ね塗りあり・下が重ね塗りなしです。
絶妙に色に深みが出て良い感じになりました!

◆ スタンドバーの設置

※画像は取り付け方のイメージです。
この工程で1×4材の柱が2本ありますが、今回は1本で良いのでお気になさらず…

スタンドバーを取り出します

塗料が乾いたらスタンドバーを1×4材に取り付けます。一本の柱に対してスタンドバーを2ヶ所取り付けます。

上の一個は柱の頂点から100mm以内に
下の一個は柱の一番下から50〜300mm以内に取り付ける必要があるそうです。

このT字のパーツを取り外して取り付けます。
ちなみにビスは付属しています。

柱に印をつけます

スタンドバー上の1個は100mm以内、ということなので上から90mmの所に印をつけました。
下は100mmの場所に印を付け、これを目印にスタンドバーを取り付けていきます。

この向きで取り付け

T字のパーツはこの向きで取り付けます。上下表裏も間違わないよう、目印の位置にドライバーで打ち込みます。取り付け位置はこの時点では多少アバウトでも構いませんが、T字と柱が垂直になるよう取り付けましょう。

下のT字パーツ取り付け

下のT字パーツは、柱の下から100mmの場所に取り付けます。

打ち付ける

スタンドバー取り付ける3箇所のうち、真ん中の箇所はとくに目印はつけていませんが大体真ん中くらいに打ち込んで問題ありません。

スタンドバーのパーツ復活させる

T字のパーツを3箇所つけ終えたら、先ほど分離したパーツを、柱につけたT字に再び取り付けます。はじめに付いていたマーカーもセットした状態でひっくり返して、先ほど木材に付けたパーツに差し込みます。

ネジの締めすぎ注意

ただし初回はキッチリパーツをはめる事ができませんでした。原因はネジの締めすぎでした。

T字パーツの真ん中のネジを少しだけ緩めて、再びパーツをはめてみた所、ピッタリはまるようになりました。ここはおそらくスタンドーつまずきポイント。「真ん中のネジの締めすぎに注意!」です。

3箇所取り付け完了

これで無事取り付けが完了しました!

いよいよ柱の設置に移ります。

◆ 壁に柱を設置する

壁に押し付ける

壁に柱をピッタリ付けた状態で力の限り押しつけます。

穴が空くよ

するとこんな感じに穴が空きます。これが取り付ける際に目印となります。

※ちなみに右側空いている小さい穴は失敗の後です…こうなると紛らわしいので一発勝負を心掛けましょう。

柱からパーツを取り外し、マーカも取り外します。
※もうマーカーは不要なので処分しても構いません。

STAND BAR設置セット一式

STAND BAR設置セット一式を準備します。

下の穴をぴったり合わせて

先ほど付けた目印の穴に対して取り外したパーツの下の穴が目印の穴とピッタリ重なるように合わせて上2つの穴から固定します。

ピンを仮止め

付属の丸いクロスピンパーツクロスピンを差し込みピン押しパーツの穴の深い方で刺しこみます。
左右同様に仮止めを行います。

全箇所仮止め

目印の穴とズレなく設置できたら、ピン押しパーツの穴の浅い方で全ヶ所ピン止めしていきます。

全3箇所やるよ

これを真っ直ぐ、正確に設置しないと柱がきれいに設置できません。これを全3ヶ所取り付けます。

3箇所設置完了

こんな感じで、3箇所つきました。

柱、設置完了

柱を差し込みます。上からスライドして差し込むだけです。
一旦ハマってしまえば揺らしてもビクともしない強度となります。

柱と壁の間は結構隙間ができる

というわけで柱は設置完了です。ちなみに柱と壁の間は結構隙間があきますね…これは人によっては気になる隙間のサイズかも。

◆ ギタースタンドの設置

ギタースタンド取り付け

続けてギタースタンドを棚に設置します。

付属のビスを使用しましたが、モノによっては長すぎて壁に届いてしまう場合もあるので気をつけましょう。

完成

完成

床に置くギタースタンドより、洒落てますね!
2〜3本作って並べてもカッコ良さそうです。

以上、スタンドバーでウォールディスプレイを作る、でした。

STAND BAR自体のレビューとしては、賃貸でも壁に打ち付けたような収納ができるのがとても魅力的ですね。取り付け方法が特殊なので、手順をあらかじめ予習しておくとスムーズに取り付けることが出来ると思います。

STAND BARならではの特徴として

  • 画びょうが刺さる壁なら賃貸でもOK
  • スッキリしたデザインの棚も設置可能
  • メインの木材が1×4材なので比較的安くできる

特に今回のような壁掛け収納は、ディアウォールのような突っ張りタイプではできないデザインです。

賃貸の方や壁に穴を開けたくない、と言う方はぜひ試してみてください!


ご不明点はお気軽に店舗にて店員までおたずね下さい。