刈払機は使用するシーズンが限られるため、
シーズンオフ期間は長期間保管しておくことになります。
その保管前のメンテナンスが次シーズンの
刈払機のコンディションを左右すると言っても過言ではありません。
ここでは長期保管する前の「燃料の抜き取り」について解説します。
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なぜ燃料を抜き取るの?
まず草を刈るシーズンが終わり、今シーズン出番がない刈払機の燃料は必ず取り出しましょう。
タンクは必ず空の状態で保管します。
燃料を入れたまま保管すると、中身が劣化したり固まったりして
トラブルの原因となります。
再始動時のエンジントラブルの原因としてホームセンターバローに持ち込まれる刈払機の大半がこの原因による物です。
燃料を抜き取る
まずは燃料キャップを取り外します。
あらかじめ用意しておいた燃料受けに
刈払機を燃料キャップ側に傾けて中の燃料を全て出します。
ただし、これだけでは全ての燃料を出し切ることは出来ません。
そこでプライミングポンプを複数回押し、配管ホース内の燃料を排出します。
ポンプの手ごたえが軽くなり空気を吸い込むような音がしたらホース内の燃料が抜けている証です。
エンジンをかけ焼き尽くす
キャップをしっかり締めます。
そしてリコイルスターターを引き、
最後にエンジンに火を付けます。
タンク内に残った燃料を全て焼き尽くします。
中に燃料はほとんどないため、エンジンはすぐに止まります。
これで安心して長期間保管出来る状態になりました。
翌シーズンにすぐ使える状態にするため、
必ず燃料は上記の作業で抜き取るようにしましょう。
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