刈払機修理センター

一年ぶりに使った時、あれ…刈払機が動かない…みたいな経験ありませんか。

使うシーズンが限られるため、長期間保管することが多い刈払機はメンテナンスが大事。

前シーズンでは元気に働いてくれた刈払機もメンテナンスを怠ればすぐに動かなくなります。


このページでは刈払機の安全な使い方から長期保管前のお手入れの方法を解説します。

また、トラブル時のQ&Aも丁寧に解説しています。

この記事を読めばある程度のトラブルは対処出来ると思いますが、

それでもダメな場合は「ホームセンターバロー」へお越し下さい!

試運転・始動確認のやり方

刈払機のエンジン始動の光景

初めて刈払機使う方も、長期保管後の再始動時にも。

まずは超基本の刈払機の操作方法をご確認下さい。


長期保管前の燃料の抜き方

刈払機の燃料を抜き取る様

刈払機の長期保管間にやるべきこと、「燃料の抜き取り」

エンジントラブルの原因として多く上がる事例なので、

やり方を知ってる人も、知らない人も

今一度ご確認下さい!


エンジンがかからない時の対処法

部品が痛んでいるままだと、

燃料がスムーズにプライミングポンプに送り込まれず

刈払機のエンジンがかかりません。

原因を見つけるには、次の三箇所をチェックしましょう。
・燃料チューブ
・燃料フィルター
・クライミングポンプ

まずはどのパーツに問題があるかを調べ、

適切な対処法をとりましょう。

燃料チューブの場合

燃料チューブ

燃料チューブが原因の場合、以下の3点をチェックしましょう。

燃料チューブが
・折れ曲がっていないか
・外れていないか
・破損していないか

を確認しましょう

もし燃料チューブが破損していた場合、交換する必要があります。

燃料(ポンプ)フィルターの場合

燃料フィルター

燃料フィルターが原因の場合、

汚れが詰まり真っ黒になっています。

写真のような色になっていると、

燃料を全く吸わない状態になりますので交換しましょう。

プライミング(プライマリー)ポンプの場合

プライミングポンプ

プライミングポンプの場合、

亀裂や割れがある場合は交換しましょう。

点火プラグの場合

点火プラグ

点火プラグは以下の状態だとエンジンをかける際、燃料に火がつきにくい状態になってしまっているので交換が必要です。

・煤がたまり黒くなっている
・プラグが白くなっている
・電極の角が丸みを帯びている

また、点火プラグに問題がなくても、点火プラグと接するシリンダー内の電極に問題がある場合もエンジン不調の原因となるので、電極チェックの仕方もご紹介します。

リコイルスターターの場合

リコイルスターターの点検

エンジンが故障しているかどうかは、リコイルスターターを引いた時の感触で確認することができます。

このように刈払機がなんの抵抗もなくスーッと落ちてリコイルの紐が伸びきってしまったら、エンジン内部の破損により空気の圧縮が弱まってしまっているということになります。

そうならないための対処法をご紹介します。

キャブレターの場合

キャブレター洗浄

「オーバーホール」とは、機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行う作業のことを言います。

エンジンがかからない原因の1つとして、キャブレター内部の異常が考えられます。
綺麗に燃料を抜いて保管していても内部の部品は徐々に劣化しますし、キャブレターの内部にもゴミが溜まってきます。

キャブレター内部を綺麗にするための「洗浄方法」と「キャブレター内部のパーツ(ダイヤフラム)の交換方法」をご紹介していきます。

エアクリーナーエレメント(スポンジ)の交換

エアクリーナーエレメントの交換

エレメントが汚れ、手で触ったときに油がついてしまう状態になっていたら新品に交換しましょう。

汚れていると空気を取り込みにくい状態になっており、エンジンの出力低下や始動不良に繋がります。

チップソーの交換とギヤケースへの注油

チップソー交換とギヤケースへの注油

チップソーの刃の部分が石などにあたり欠けてしまっていれば、作業スピード低下や疲労に繋がります交換しましょう。

注油のタイミングは、シーズンの最初・中盤年の2回ほどを目安に行いましょう。
これを怠ると、チップソーの回転によりギアケース内の温度が上がり、ギアが焼きついてしまいます。


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