壁付け混合栓とは?
ワンホールなど台付きで下から取り付けられたタイプと異なり壁に取り付けるタイプの混合栓です。横水栓とも言います。
このページの内容
●使用する道具
●古い混合栓の取り外し
●シールテープを巻く
●混合栓の取り付け
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使用する道具
①モンキーレンチ
②シールテープ
古い混合栓の取り外し
壁出し水栓の場合、作業中水道から水が出ないように止水栓は家の元栓で締めておきましょう。
モンキーレンチで本体を外します。
ある程度緩めたら、本体を押さえつつ手で回して外します。
クランク(取付脚)を回して外します。
無理やり回すと配管が傷付く恐れがあるので慎重に回しましょう!
古いシールテープ等が残っていると水漏れの原因になるため取り除きます。
素手だと手を切ってしまうため、必ずタオル等で拭き取りましょう。
シールテープを巻く
クランクにシールテープを巻きつけますが、その前にクランクが何周分まわるか数えます。
左右でハの字になるようにした場合、左は4回転、右は5回転まわりました。左右の回転数を合わせると出幅が大体同じになるので、今回はどちらも4回転で取り付けます。
もしも左右で回転数が合わない場合は、シールテープを厚めに巻いて調整しましょう。
シールテープはネジを締める方向と逆向きに、できるだけ強く巻いていきます。
大体6〜8周ほど巻きます。
テープを巻き終わったら、軽く爪を入れネジ山を出します。
爪を立てすぎるとシールテープが切れるので注意しましょう。
混合栓の取り付け
事前に測った回転数を目指して回していきます。(今回は4回転)
混合栓が穴に真っ直ぐ入った状態にします。傾いているとネジ穴にうまく入りません。
シールテープを巻いた分硬くなっていますが、中心を意識しながらゆっくり回しましょう。
4回まわしたら、混合栓がしっかり固定されて動かないことを確認します。
もう片方も同様に取り付けます。
金具に付属のパッキン等が付いているか確認しましょう。
まずお湯側にネジ穴を合わせ時計回りに動かしつつ、水側も穴に合わせます。
穴にはまったら、軽く手締めします。
ある程度手締め出来たら本体を正面から確認し、歪みがあればクランク(取付脚)と本体のバランスを調整(真っ直ぐに)します。
目視でも大丈夫ですが、正確を期したい方は水平機を使いましょう。
モンキーレンチで仕上げの本締めをします。パッキンがあるので過度な締め付けは不要です。
最後に蛇口を取り付けたら完成です!
以上で壁付き混合栓の交換が完了となります。
ご不明点はお気軽に店舗にて店員までおたずね下さい。