キャンプでご家庭でも大人気の「ホットサンドメーカー」。
直火式・電気式の種類の違いもそうですが、たくさんのメーカーが様々なモデルを出しています。実際いくつか使ってみて分かりましたがコレ本当に奥が深いですね。形状や機能によってメリットデメリットがはっきりしており、何をやりたいかによって選ぶべき物が変わってきます。
ここでは用途別「おすすめ直火式ホットサンドメーカーの選び方」をご紹介します。ご家庭でしか使わないとしても直火式、オススメですよ。
どれもバローに置いている人気モデルですが、人気のモデルは品切れもあります。入荷状況は各店インスタグラムからどうぞ。
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●選び方のポイント
●直火式と電気式の違い
●直火式を洗ってみた
●おすすめホットサンドメーカー
●キャプテンスタッグ ホットマンサンドトースター
●LOGOS ホットサンドパン-
●CHUMS ホットサンドウィッチクッカー
●coleman ホットサンドイッチクッカー
●snowpeak ホットサンドクッカー トラメジーノ
●belmont BM-034ホットサンドメーカー
直火タイプのホットサンドメーカー選び方のポイント
まず、用途から決めていきましょう。
ホットサンドメーカーを使って
食パンを使って「ホットサンドだけ作る」のか、
パン以外で「ホットサンド以外も作りたい」のかで、
選ぶときに見るべきポイントが変わってきます。
それぞれのポイントについて説明していきます。
①大きさ
真ん中に切れ目が入っているホットサンドメーカーは
パンがカットしやすいのでとても便利です。
ただし、真ん中のライン分体積が少なくなり
中に入れる具材が少なくなります。
パン以外を使用した調理を行う場合、
この容量の少なさがネックとなります。
ゆるキャンでおなじみのホットサンド肉まんを作りたい場合
真ん中にラインが入っているとホットサンドを閉じた時点で
ぐちゃっと潰れます。
②耳がつくかどうか
写真のように、焼き上がった時に耳の部分がプレスされているかどうか。
食パンの外側がパリッとして、カリッとした食感が味わえます。
また、端が閉じられることによって具材がこぼれ落ちにくくなります。
反面、中身の容量が少なくなりますのでパン以外の調理には不向きです。
③分離可能かどうか
プレートを上下に分離できたほうが
「洗いやすい」・「バターや油を両面に敷きやすい」など、色々と便利です。
片面でもフライパンとして使えます。
分離できた方が何かと便利ですね。
中には取っ手が分離できる物もありますが、
中には耐久性に不安が残る、との口コミもちらほら。
④フッ素などで内部加工されているかどうか
加工されていないと焦げつきやすく、くっつきやすいです。
加工なしのホットサンドメーカーは何かとくっつくので
水分が多いものは調理できなかったり、何かと面倒ですがその分値段は安いのが特徴。
ですが加工されている物が上手に調理でき、出来ることも多いのでオススメです。
⑤IH対応かどうか
ご自宅でも使いたい場合で、自宅がIHコンロしかない場合は、IH対応のものを買いましょう。
⑥焼き目入るかどうか
あってもなくても味に代わりはありませんが、
せっかくのキャンプなので思い出に残るように、
かわいくおしゃれに作りたいって方にはおすすめ。
ロゴスやコールマン、チャムスなど多くのメーカーでロゴの焼き目が入るので
めちゃくちゃ雰囲気がでます。
パン以外だと焼き目がちょっとつきにくい場合もあります。(ライスやパイ生地など)
ただし!このロゴの部分は汚れが溜まりやすいという弱点もあるのでご注意を。
電気式と直火式のホットサンドメーカーの違い
電気式ホットサンドメーカーはその名の通り電気が必要なため、アウトドアなら直火式のホットサンドメーカーのほうが向いています。
ご家庭用ならどうでしょうか。
電気式のメリットとして、「火力が安定している」という特徴があります。(要はホットプレートですし)
なので簡単に上手に、焼くことが出来ます。失敗する可能性も低いでしょう。
直火式は火力のコントロールを自分でやる必要がある反面、電気式よりも「火力が強くできる」ため、ホットサンド以外の料理もやりたい!という場合は、ご家庭用であっても直火式が便利です。
また、「洗いやすさ」も大きなポイントです。(そもそも洗えるかどうか)
電気式のものの中には「プレートが取り外ししにくい」物があり、洗いにくいものもあります。直火式の場合、取り扱いは小さめのフライパンそのものなので、どのモデルでも洗えない、ということはありません。
もちろんご家庭限定で純粋なホットサンドを作る、という用途なら電気式のほうが便利なので、用途に応じて適切なモデルを選びましょう。
直火タイプを洗ってみた
自宅で直火式ホットサンドメーカーを洗ってみました。まずはパカッと分割。直火式は上下分割出来るモデルが多いです。
フライパンのごとく洗剤で洗ってサッと流します。簡単に洗えますね!
ロゴが刻印されているモデルは多いですが、ここに汚れがこびりつきやすいのがネック…
おすすめホットサンドメーカー
◆キャプテンスタッグ(パール金属) ホットマンサンドトースター
なにより安い!のが特徴のモデル。
機能は必要最低限です。フッ素など、加工が何もされてません。
水分多めのホットサンドはくっついてしまうので、
純粋に食パンに何か挟んでホットサンドする、というベーシックな用途なら耐えれるでしょう。
分離不可なので洗いにくいのもネックですが、
用途限定でとにかく安く抑えたい人向けでしょうか。
ちなみにキャプテンスタッグは刃物で有名な「燕三条」のメーカーですが、このモデルはなぜか台湾産なのは謎。
大きさ | 小さめ |
---|---|
中心で分割 | なし |
耳 | つかない |
分離可能かどうか | 分離不可 |
フッ素加工 | なし |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | なし |
価格 | 非常に安い |
◆LOGOS(ロゴス) ホットサンドパン-BJ
こちらはロゴスのホットサンドメーカー。デザインは素っ気ないのですが、値段は良心的な価格です。こちらもなぜか台湾製。
こちらは上下に分離可能です。
分離とはめ込みの形状に少しクセがあり、分離・合体など使い方に慣れが必要ですが
取り回しがしやすく、洗いやすいのはポイント。
LOGOSのロゴがしっかり刻まれます。
結構彫りが深いのでロゴがくっきり現れる反面
汚れがこびり付きやすいのでしっかり油を塗りましょう。
プレートは真ん中で分割される仕様になっているので
出来上がり後にカットしやすく、耳もプレスされてパリパリに仕上がります。
反面、中身の容量が少ないのでホットサンド以外は出来ないかも。
取っ手が取れるので、かなりコンパクトに収まります。
今のところ壊れたりもしていません。
ホットサンド用途なら価格的にも初めての一台におすすめ。
大きさ | 小さめ |
---|---|
中心で分割 | 真ん中で分割 |
耳 | つく |
分離可能かどうか | 分離可能 |
フッ素加工 | あり |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | ロゴ |
価格 | 安い |
◆CHUMS(チャムス) ホットサンドウィッチ クッカー
少し値段が張りますがフッ素加工されており汚れがこびりつきにくい安心の日本製です。
使い方もシンプルで簡単。
プレートは上下分離も可能で取り回しやすく、洗いやすいのはポイント。
切れ目も耳も入らないたっぷりタイプ。
コンパクトに見えますが、たっぷり入ります。
ロゴとペンギンさん(ブービーバード)の焼き印が入ります。オシャレです。
小さいお子さんだとペンギン柄でテンション爆上げです。
パン以外も焼きたい、むしろそっちがメインだ!という方にはおすすめです。
中の人がアウトドアだけでなく自宅でも愛用しています。
パン以外の調理系レシピはほとんどこのモデルを使用して作っていますので
ぜひご覧下さい。
大きさ | 中くらい |
---|---|
中心で分割 | なし |
耳 | つかない |
分離可能かどうか | 分離可能 |
フッ素加工 | あり |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | ペンギンとロゴ |
価格 | 高め |
◆Coleman(コールマン) ホットサンドイッチクッカー
キャンプで人気のメーカー、コールマン。
こちらのホットサンドはロゴスのとスペック的にはほぼ同じ。
価格ラインも同水準です。
違いはパンが斜めに分割される点。
取っ手が取れてコンパクトに収まるのも共通ですね。
ランタンの焼き目が素敵です。
こちらもホットサンド用途で初めての一台にオススメ。
ロゴスとはお好みで選びましょう。
大きさ | 小さめ |
---|---|
中心で分割 | 真ん中で分割 |
耳 | つく |
分離可能かどうか | 分離可能 |
フッ素加工 | あり |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | ランタン |
価格 | 安い |
◆snow peak(スノーピーク) ホットサンドクッカー トラメジーノ
キャンプで人気、燕三条のメーカーおなじみスノーピーク。ホットサンドを2つ同時につくれます!
スノーピークらしく値段はお高いのですが、大人なおしゃれデザインで所有しているだけでも満足感があります。
残念なのは食パンの耳がないものにのみ対応している点。
大型のホットサンドメーカー。
上下分離も可能で取り回しもしやすく洗いやすい。
フライパンのように使用することもできます。
取っ手もくるりと回ってコンパクトに収納できたりと見た目に反して使い勝手は良いですね。
2つ別の物を同時に作れる点から、むしろホットサンド以外なら最強かもしれません。
朝食用の目玉焼きとソーセージを同時に焼く使い方などが適しています。
このときはホットサンド肉まんに使用しました。
取っ手がオシャレですね。
大きさ | 大きめ(2枚焼) |
---|---|
中心で分割 | 分割はなし |
耳 | つく |
分離可能かどうか | 分離可能 |
フッ素加工 | あり |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | なし |
価格 | 高い |
◆belmont(ベルモント) BM-034ホットサンドメーカー
燕三条のアウトドアメーカー、ベルモントの人気モデル。安心の日本製。
耳がプレスされるホットサンド向けモデルですが
特徴は他と比べ耳をプレスする部分が広いこと。
カリカリの耳が好きな方にはこちらがオススメ。
ロゴスやコールマンと違って分割線が入っていないので、
やや作れる分量は多いかもしれません…(試してはいない)
プレートは分割可能で取り回ししやすく洗いやすい。
両面にお魚と寝袋(?)のかわいい焼き目が入るので
小さいお子さんが絶対喜びます。
ホットサンド目的で分割線要らない方にオススメのモデル。
はじめての一台にもオススメ。
バローでも人気のモデルのため、良く品切れするので見かけたら買いです。
以上、各社ホットサンドメーカーの紹介でした。
大きさ | 中くらい |
---|---|
中心で分割 | 分割はなし |
耳 | つく(大きめ) |
分離可能かどうか | 分離可能 |
フッ素加工 | あり |
IH対応 | ✗ ※IH非対応 |
焼き目 | お魚・寝袋親子 |
価格 | 安い |
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