玉ねぎ育成スケジュール
下記の例は一般的な中晩生種の例となります。
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玉ねぎ栽培の手引き
1.定植
■ 施肥量
1回の栽培に必要な施肥量(全体)は、目安として10㎡当たり成分量で、チッソ200〜250g、リン酸、カリ200〜300gを施用します。早生種は、元肥を2/3〜全量を施用、中生〜晩生種は元肥半量、追肥半量とします。年内の生育を抑えて、1月から肥効を高め、3月上旬に止め肥(最後の追肥)を行なうようにします。
2.追肥
■ 極早生・早生品種(早出し栽培)
1回目は12月下旬~1月下旬、止め肥は2月上中旬
■ 中生・中晩生品種(貯蔵栽培)
1回目は1月上旬、2回目は2月上旬、止め肥は3月上旬
■ 止め肥ってなに?
最後の追肥を「止め肥」といいます。止め肥が遅くなると玉ねぎの貯蔵性が悪くなります。
【追肥のポイント】
「腹八分目」が貯蔵栽培のポイント。多肥や止め肥の遅れは過剰茂をもたらし、病害虫が発生しやすくなります。また玉じまりが悪くなり、食味や貯蔵性にも影響します。 迷った場合は市販の玉ねぎ専用肥料を使用しましょう!
3.収穫と貯蔵
【倒状】
球の肥大が充実してくると葉が倒れてきます。これは球が成熟した印で収穫のサインとなります。
■ 収穫
収穫適期は倒状が揃った1週間後くらいに行うとよいでしょう。球に糖分が十分蓄積され、おいしくて貯蔵性の高いタマネギになります。晴天の日を見計らって収穫し、1〜2日天日干しした後、雨の当たらない場所でつり貯蔵やコンテナ貯蔵により保管します。 ただし遅どりは裂皮や病害が多くなるので注意します。
■ 貯蔵
球はしっかり充実してしまったものを日陰の風通しのよい場所に保管すれば、品種によって違いますが、長く貯蔵できます。葉が半乾きくらいになった頃、5〜10球ずつヒモでしばり、風通しの良いところへ干す。
貯蔵が効くから...色々な料理に!
吊り貯蔵も可能!
貯蔵目安期間
極早生 | 収穫したてを頂きます。 |
早生品種 | 2〜3か月 |
中生品種 | 5〜6か月 |
晩生品種 | 最長で9か月 |
情報提供元:タキイ種苗
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