ゴーヤの歴史

ウリ科「ツルレイシ属」で、キュウリの仲間のゴーヤは、かつてはニガウリ、正式名称をツルレイシと言います。沖縄や九州の南部でさかんに育てられている野菜ですが、ルーツは東南アジアで、江戸時代に日本に伝来してきましたが、沖縄に伝来してきた経緯は詳しくはわかっていません。沖縄の伝統野菜として育てられてきましたが、1990年代以降に出荷ができる体勢ができたこと、ゴーヤーチャンプルをはじめとした沖縄料理ブームがあったこと、TVドラマで沖縄そのものがブームになったことなどが後押しし、急速に「ゴーヤ」の名とともに普及し、いまでは普通にスーパーに並んでいる野菜の一つとまで急成長しました。

ゴーヤの種類

「あばしゴーヤ」「太れいし」など太さや大きさ・色など様々な種類があります。

ゴーヤーズ

■ あばしゴーヤ

一般的なゴーヤがこのあばしゴーヤです。濃い緑色で長さが20~30cmですが、直径は7~15cmと品種によってまちまちですが、基本的に胴長な特徴を持ちます。「アバサー」とは沖縄語でハリセンボンのこと。これに似ているので「あばしゴーヤ」と名付けられました。肉厚で水分量も多く、ジューシーで苦味も少ないのが特徴です。一株で大体20〜30個の実がなります。

■ 白れいし

その名のとおり、色の白い美しいゴーヤです。丸みのあるイボが特徴ですが、一言で「白れいし」と言っても緑のゴーヤ同様、細長いものもあれば太いものもあり、苦いものもあり、と種類は様々です。ただし、同じ大きさの緑のゴーヤと比べると苦味が薄い、というのが共通の特徴です。また、緑のゴーヤと比較し若干暑さに弱かったり、草勢に勢いがなかったりと育てにくいそうなので初心者は手を出しづらいかも。ちなみに、台湾など東アジアのゴーヤはほとんどこの白いタイプだそう。

■ 長れいし

きゅうりを長くしたような細長い形で、主に九州地方で栽培されているゴーヤはこれが多いそう。長さは30〜40cmとあばしゴーヤと比べ一回り長く、逆に直径は一回り小さめ。苦味が強い品種が多く、歯肉は固く歯ごたえがあります。この苦さが好きな人にはたまらない、通好みの品種と言えます。

アップルゴーヤ

■ 苦味が少ないのが特徴の新種

白と緑の2タイプがあり、苦味が通常のあばしゴーヤの1/10という食べやすさが最大の特徴。最近登場した新種です。アップルという名前から甘いと思いがちですが、1/10とはいえ味のベクトルとしては苦い方向なのでご注意を。また、写真からは伝わってきませんが人間の顔くらいある大きさなので、かわいい名前にだまされないように。

オレンジゴーヤは完熟ゴーヤ

採り遅れると、やがて黄~橙色に変色しはじめ、完熟すると果皮が破れて、中から赤熟した種衣にくるまれた種子が露出してきます。

これは腐ったわけではなく「完熟した」状態です。肉は少ないのですが、種の周りもジェル状になっており、と〜っても甘い。「これがゴーヤ!?」と思うはず。ぜひ一度お試しください。

完熟ゴーヤ

緑のカーテンについて

夏につる性植物で日陰を作り、葉の蒸散作用で部屋の温度を下げるなど、冷却効果でエアコンの使用頻度を減らし、省エネにつなげる「緑のカーテン」が広まっています。その代表的なものが暑さに強いゴーヤです。原産が熱帯アジアで、高温多湿の気候下でもすくすく育ち、下葉が枯れにくいので夏の強い日差しでも日陰の効果が大きいのが特徴です。

とくに準備は必要なく、ネットを窓に立てかけるように設置するだけですが、ゴーヤやキュウリなどウリ科の植物だけでなく、アサガオなどつる性の植物と一緒に育てると良いでしょう。

緑のカーテン01
緑のカーテン02

病害虫について

ゴーヤは病害虫に比較的強い野菜なので育てやすいのですが、だからと言って油断は禁物です。暑さには強いのですが反面寒さには弱い、乾燥にも弱いなど注意すべきポイントは多々あります。

■うどんこ病
葉の表面に白いうどん粉のようなカビが出てくる症状。露地栽培で乾燥気味の状態、葉茎が密集状態にあるとおこりやすくなります。木酢液などで予防することが出来ますが、発生の際は薬剤か除去することになります。

■つる枯れ病
つる枯れ病は葉に病斑が出来き枯れていく病気です。梅雨明け時期に水はけが悪いことで発生するので、水はけを良くすることが一番の対策ですが、早期発見なら薬剤での対策が可能です。

UDONKO病

うどんこ病に感染したカボチャの葉

■アブラムシ
発生すると大量に繁殖し植物が弱ると同時に病気にかかりやすくなります。どんどん増えていくので、みつけたら薬剤などで即駆除しましょう。また、予防のために肥料をやりすぎないこと、水分を十分に与え乾きすぎないことがポイントです。

■ウリハムシ
発生すると葉を食べ円形にくり抜かれたような穴が空いてしまいます。一度発生するとどんどん増えていくので、薬剤で対処すること、それ以前に飛来をさせない予防策が大切です。


栽培の手引き

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