【夏休み特別企画】
カブトムシ・クワガタムシ 育成教室!
【幼虫・サナギ編】

夏休みの自由研究にもピッタリ!
6〜7月に育て始めた場合、卵を産む時期がだいたい8月頃です。
幼虫・サナギの育成に必要な道具や注意点をご紹介します!

用意するもの

用意するもの

・飼育ケース
・昆虫マット(カブトムシ:育成マット、クワガタムシ:くぬぎマット)
・昆虫ウォーター
・スプレーボトル(湿度管理用)
・朽ち木※クワガタムシのみ

【プラスであればいいもの】
・掘り出し用のスプーンやピンセット
・飼育ガイドブック(必要に応じて)

【成長サイクル】

カブトムシの成長サイクル
クワガタムシの成長サイクル

カブトムシとクワガタで成長サイクルが異なります。
カブトムシは幼虫期間が約9ヶ月なのに対し、クワガタは時期や飼育環境により約1年半〜2年とやや長期間です。


育成ケースの選び方

幼虫を1匹だけ育てる場合、小型のケースでも大丈夫ですが、複数の幼虫を育てる場合は大きめのケースが必要です。一般的には1匹あたり2リットル程度のスペースが必要とされています。
ケースのフタは、通気性の良いものを選びましょう。通気孔がついているものや、メッシュ素材のフタが最適です。

育成ケース
ポイント

飼育ケースは通気性の良いものを選びましょう。湿度を保つためにフタがしっかり閉まるタイプがおすすめです。


昆虫マットの選び方

昆虫マットは、カブトムシやクワガタムシの幼虫にとって、非常に重要な育成環境を提供します。
正しい種類のマットを選び、適切に管理することで、幼虫の健康な成長をサポートできます。

カブトムシ用育成マット

カブトムシの幼虫には、腐葉土やおがくずを発酵させた「発酵マット」が最適です。栄養が豊富で、幼虫の成長をサポートします。
また通気性が良く湿度を保ちやすいので、幼虫の健康に良い影響を与えます。

【選び方】

・粒子の大きさ:粒子が細かすぎると通気性が悪くなるため、中粒~粗粒のマットを選びましょう。適度な粒子が幼虫の動きやすさと快適さを提供します。

・発酵具合:発酵が進みすぎているマットは、カビが生えやすいため、適度に発酵したマットを選ぶと良いでしょう。

商品画像

若葉昆虫マット

商品画像

バイオ育成カブト虫マット

育成昆虫マット

育成昆虫マット

クワガタムシ用マット

クワガタムシの幼虫には、「くぬぎマット」が適しています。くぬぎマットはきのこの菌類が含まれており、菌が分解したマットがクワガタムシの幼虫の栄養源となるため、質の良いものを選びましょう。
また、朽ち木を水に3時間ほど浸したものをマットの中に入れてください。幼虫の餌になります。

【選び方】

・木の種類:クワガタムシの幼虫には、広葉樹のマットが良いです。特にナラやクヌギの木材を使用したマットが栄養価が高く、おすすめです。

・粒子の大きさ:粒子が大きすぎると幼虫が動きにくいため、中粒のマットを選びましょう。これにより、幼虫が快適に生活できます。
クワガタムシ用のマットは、幼虫の成長に合わせて適度に交換することが大切です。2~3か月に一度のペースで新しいマットに交換すると良いでしょう。

クワガタの幼虫が大きくなってきたら菌糸ビンに入れると栄養分が高いため、より大きく元気なクワガタに育ちます。

バイオ育成クワガタ虫マット

バイオ育成クワガタ虫マット

商品画像

くぬぎ昆虫マット

バイオ育成菌糸ボトル

バイオ育成菌糸ボトル

マットを入れる準備について

①マットを飼育ケースに入れる前に、軽く湿らせます。水分を均等に行き渡らせることで、幼虫が快適に過ごせます!
②飼育ケースの底に厚さ5~10cm程度のマットを敷きます。カブトムシの幼虫は深めに敷き、クワガタムシの幼虫はやや浅めに敷くのがポイントです!

【マット交換時期】
カブトムシの幼虫の場合:マットが汚れたり、カビが生えたり、土の表面に糞が溜まってきたら交換のタイミングです。1~2か月に一度を目安に新しいマットに交換しましょう。
クワガタムシの幼虫の場合:マットの栄養価がなくなってきたら交換しましょう。2~3か月に一度を目安に交換しましょう。
※注意点:マットを交換するときは、幼虫がストレスを感じないようになるべく静かに作業を行いましょう。


幼虫の管理方法

  • 適切な温度:カブトムシやクワガタムシの幼虫には、25℃前後の温度が最適です。冬場でも25℃以上の温度をキープできると冬場冬眠せずに早く大きくなります。
  • 湿度の調整:マットの湿度は60%程度が理想です。乾燥しないようにスプレーボトルで水分を補給します。

寒すぎると幼虫の成長が遅れるため、暖かい場所に設置するのが良いでしょう。


さなぎの管理方法

さなぎの状態はカブトムシやクワガタムシの成長過程で非常に重要です。適切な管理を行うことで、健康な成虫に育てることができます。

さなぎの移動

さなぎはデリケートなため、蛹室が崩れない様に安静にしましょう。

もしもさなぎを移動する際は専用の飼育ケースや容器に入れ、できるだけ静かに、そして慎重に行います。
さなぎは非常にデリケートで、衝撃や振動に弱いです。移動先の容器も事前に準備し、マットや湿度が適切に保たれていることを確認しておきましょう。

これでカブトムシ・クワガタムシの幼虫からサナギまでの育て方バッチリ!
しっかりと管理して、元気な成虫に育てましょう。育成に必要なアイテムはバローのホームセンターで手に入ります。お困りのことがあれば、スタッフに気軽に聞いてみてくださいね。
楽しい育成ライフをお過ごしください!

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