レタス栽培の手引き

1. 種まきと育苗

■ ポット育苗の場合

夏の高温時には種は休眠状態にあるため、夏秋蒔きの場合、種子を吸水させて、冷蔵庫内で催芽させた後、種まきするとよいでしょう。
発芽に際して、好光条件を好みます。したがって覆土は乾燥しない程度に極薄くします。コート種子の覆土も同様ですが、発芽するまで乾かさないようにすることが大切です。

ポット育苗の場合

■ セルトレイ育苗の場合

セルトレイ01
セルトレイ2

レタスの種子は25℃以上になると休眠し、発芽しなくなる性質があります。夏秋蒔きの場合、晴天時には温度30℃以上になる時もあり、発芽には適さない環境になってしまいます。播種後、約2日程度はトレイを軒下など涼しい場所に置くか、遮光資材(寒冷紗など)で直射日光をさけるなどの配慮が必要です。また、種まきを夕方に行うのも効果的です。

トレイ育苗のポイント

レタスにおいて健苗育成の一番のポイントは水分管理です。軟弱徒長させないためにも、「夕方には培土表面が乾く」程度に潅水を行います。また、トレイは地面から浮かせて置き、余分な水分を早く排水できるようにします。トレイ育苗では、特に若苗定植を心掛けてください。老化苗定植では活着が遅れ、収量や秀品率に影響を及ぼすので避けるようにしましょう。

トレイ育苗ポイント

2. 植え付け

■ 玉レタスの場合

レタスの根は浅くほとんどが深さ30㎝内にあるため、水分や肥料分に反応しやすく急激な栽培環境の変化には注意が必要です。

プランターの場合も同様で幅は大型プランターの方が育てやすいのですが、根は深く張らないため浅めのもので構いません。

玉レタスの定植

施肥量


1回の栽培に必要な施肥量(全体)は、目安として10㎡当たり成分量で、チッソ、リン酸、カリとも冬どりで250~350g、春、秋どりで100~200gを施します。マルチ栽培では全量元肥とし、3成分を等量ぐらいに施用するようにしましょう。リーフレタスの施肥量も基本的には玉レタスと同量にします。

■ リーフレタスの場合

レタスは土壌中のカルシウム(Ca)の吸収が不足するとチップバーン(縁腐れ症)が、発生しやすくなるのであらかじめ石灰資材を施用するようにしましょう。

プランターの場合も同様です。

リーフレタスの場合

チップバーン

葉の先端や周縁部(tip)が、焼けたり焦げたりした(burning)ようになる症状で、「縁腐れ症」とも呼ばれています。カルシウム欠乏によって引き起こされ、生育に必要な量と土壌から供給される量に不均衡が生じたときに発生します。根の痛みや地上部の生育不良、土壌の過乾湿なども症状を助長させます。

tipburn

3. 玉レタスの生育

育成スケジュール

※クリックで拡大

結球態勢に入るには、十分な外葉の肥大と一定の外葉数が必要です。結球開始期における外葉の枚数は12〜13枚前後 で、葉が立ち上がり幅広な葉形となって、葉面積が確保されることが必要です。

期ごとのレタス

※結球開始期から収穫までの日平均気温の積算は早生種で350〜380℃、中生種で400℃前後、晩生種で450〜500℃が目安となります。

マルチの利用


肥効や土壌水分の急激な変化を防ぎ生育をスムーズに進めるためには、マルチ栽培が適します。生育初期が高温となりやすい9〜11月どりでは、地温抑制効果のある白黒ダブルマルチやシルバーマルチを利用し、抽苔や分球を防ぎます。またシルバーマルチには、アブラムシの忌避効果も期待できます。作期が長く、低温期の栽培となる12月〜3月どりに関しては、地温の上昇効果や雑草防止の観点から黒マルチを利用します。厳冬期にはトンネルがけによる保温が必要で、早春の栽培ではべたがけ資材の保温効果も期待できます。

4. 収穫

■ 玉レタスの場合

玉レタスの断面
玉レタスの収穫

頭を手のひらで軽く押さえてみて、弾力があり球がやや硬く締まったころ(8分結球ぐらい)、球の下方から切り取ります。切り口から出る乳液は、水を浸した布などでふき取ります

■ リーフレタスの場合

リーフレタスの収穫
リーフレタスの収穫

草丈が23〜25㎝程度で、芯葉が草丈の7〜8割ぐらい盛り上がったころが収穫の目安です。外葉から少しずつかき取ると収穫期間が長くなります

情報提供元:タキイ種苗


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