オクラの歴史

アオイ科のオクラは、アフリカ原産でエジプトでは紀元前から栽培されており、その後18世紀にアメリカへと渡りました。

日本へは幕末にやって来ましたが、食用として扱っておらず、完熟した種子をコーヒー豆として代用することはあったようです。食卓に並ぶようになったのは1970年頃ですが、当時はそのネバネバとした食感が和食とあまり合わないということで、世間からは敬遠されていたといいます。

ちなみに「オクラ」という名前は英語名の「Okra」から来ています。和名はオカレンコン(陸蓮根)、
アメリカネリ(黄蜀葵)とも言います。

オクラの花

オクラは、淡黄色の清楚な花を咲かせます。オクラの花は1日花で、早朝から開花を始め、夕方にはしぼんでしまいます。

日本にオクラがやってきた最初の頃は、食用ではなく観賞用として栽培されていたそうです。

オクラの種類

オクラには断面で形が違う「丸オクラ」「五角オクラ」「星型オクラ」の代表的な三つの型があります。丸オクラ以外は総称して「角オクラ」とも呼ばれます。

オクラ種類

■ 角オクラ

角オクラの中でも、スーパーによく置かれている一般的なタイプは「五角オクラ」です。角オクラは収穫時期が重要な品種です。角の部分がスジになるので、もし収穫が遅れてしまうとスジがかたくなり、食感が悪くなってしまいます。ですが五角や星型、八角など形がさまざまなので、料理の見栄えをよくしたい方はぜひ挑戦あれ。

■ 丸オクラ

別名「島オクラ」とも呼ばれ、沖縄などでは一般的な品種です。形もその名のとおり丸く、スジがないので角オクラに比べると収穫タイミングはさほど重要ではありません。育ちすぎて大きくなってから収穫したとしても、美味しく食べることができます。

赤オクラ

■ 赤オクラ

皮が赤い以外は、栽培方法も味も粘り気も普通のオクラと変わりません。ただ調理時に茹でると色が抜けて緑色になってしまうので、色でアクセントをつけたければ生で食べれるサラダなどがオススメです。生の場合はうぶ毛をとってからが食べるのが良いでしょう。

花オクラ

■ 花オクラ

普通のオクラより花びらが大きく、花びらを食用とする品種です。食べると実と同じように粘り気があります。調理方法は生でサラダにしたり、火を通すのであれば、スープや天ぷらでも相性バッチリです。

センチュウ・生理障害

◆ センチュウ

オクラはネコブセンチュウの被害が大きいので連作に注意します。

草丈が低く、生育が弱い場合は、根にコブができている可能性があります。葉、根葉類や水稲などの連作体系を組むとよいでしょう。

ネコブセンチュウ

◆ 生理障害

曲がり果

さや内部の子実の発育不良が原因。草勢低下や、特にカメムシの吸汁によって起こります。追肥やカメムシの防除を行って防ぎましょう。

イボ果

過繁茂や極端な草勢低下が原因。また低温や日照不足が続くと発生が多くなります。適正な栽植密度と肥培管理を心がけましょう。品種選定も重要です。


栽培の手引き

栽培方法はこちら


オクラは初心者向けの野菜ではありますが、間引きや摘葉など知識が必要な部分も多数あります。次のページでは育て方について解説します。

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